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心身のアンバランス

Qなぜ漢方は心身のアンバランスに効果を発揮するのか?

A心身のアンバランスを主な原因とする自律神経失調症、ホルモンバランス、うつ病、不眠症・・・
多くは、いくら検査をしても異常が見つからないのにも関わらず、不快な症状がいろいろとあります。例えば、頭痛、不眠、胃痛、動機、便秘、下痢、食欲不振、性欲減退、疲労感などです。
その他に、出勤がおっくう、人に会いたくない、元気がでない、好きだった趣味などに関心がなくなるなどがあります。
このように感じることは誰にでもありますが、これら複数の症状が長期間続き、日常生活に支障をきたしてくると何らかの治療が必要になってきます。
さて、中国医学には「七情内傷(しちじょうないしょう)」という概念があります。
七情とは、喜び、怒り、憂い、思い悩み、悲しみ、恐れ、驚き、の七種で、いずれも人間の自然な感情です。しかし、これらの強い感情が長期間続くことによって体の調子が崩れ病気になる、すなわち「七情が体の内部を傷つける」と言う意味です。
七情は五臓六腑との関係が深く、情緒や感情が病気を引き起こすことが多いと昔から知られています。漢方治療では、その人の自覚症状を分析して臓腑や気血のバランスの崩れを整えながらストレスに弱い部分を補強していきます。