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ダイエット

Q.やせる漢方薬ってありますか?
A. もちろん、あります。この問い合わせはかなり多いといってもよいかもしれません。この問い合わせは女性の方が多いのですが、よく話をきいてみると健康上の理由というより、美容上の理由であることが多々あります。私の目から見て痩せる必要がある方は少ないのですが、「もう少し痩せてきれいになりたいわ。」という気持ちは否定できません。
しかし、その前に「きれいになる」ということについて医学的に考えてみましょう。
まず、痩せるためには消費カロリーより摂取カロリーが少ない状態をしばらく続けなければなりません。そうすると、どうなるでしょうか?栄養素には、体に行き渡る優先順序というのがあり、まず生存にかかわる内臓へ供給されます。そこで栄養素が尽きてしまったら、次の皮膚の代謝へ行き渡らなくなってしまいます。無茶なダイエットをするとシワやシミになるとよく言われているのは、こういう優先順序による理由からなのです。内臓の働きや皮膚の新陳代謝をする力が弱ると、肌がしぼみ老けてしまいます。また、弱った肌からはタール系の化粧品が染み込みやすくなり、化粧品によるシミとなります。
ダイエットの目的が「きれいになること」であるならば、よく栄養面を考えた食生活や良質のサプリメントを摂ることが必要となってきます。(当診療所ではUSA製のサプリメントを取り扱っております)
また、新しい表皮を生産するにはシスチンという表皮の原料が特に必要です。いくら高価なエステに通っても新しい肌を作る原料がなければ新しい表皮はできません。補助役はビタミンC、B群です。
シスチンの宝庫は大豆、小豆、そら豆などの豆類で、それに次ぐのがタラコのような魚の卵やヒジキ。みんな現代の私たちが食べ忘れている食品です。