漢方百話  > はじめての診察
はじめての診察

A.はじめてなのですが・・・
Q.自分の症状には漢方薬が効きそう・・・一度診療所に行って話だけでも聞いてみたい・・と思いつつも、初めての方は様々な不安があるようです。そこで、そんな方のために診療所での大まかな流れをご紹介したいと思います。
まず、ご相談のみ(無料)の方も、お電話でご予約ください。お越しになったら、ドアの開けて入ったところに受付がございますので、お名前をおっしゃって問診票を受け取ります。この問診票は「どのような症状でお悩みですか?」という質問に始まって、全部で24項目の質問があります。これにご記入して頂くのに(裏もある!)通常10分~15分かかりますので、お掛けになってじっくりとご記入ください。
記入し終わりましたら、受付に問診票をお渡し下さい。診察室へご案内いたします。
実は、診察室に入った時から診察は始まっています。
「望診(ぼうしん)」・・・動作や容姿から眼光、顔色、皮膚の具合、舌の観察(舌診ぜっしん)など、視覚によって情報を得ています。
「聞診(ぶんしん)」・・・声の明瞭さ、声のはり、体臭、息など、聴覚と臭覚による情報収集です。
「問診(もんしん)」・・・一般的な病歴はもちろん、自覚症状や訴え、こちらの質問にたいする答えを問診票を見ながら確認していきます。
「切診(せっしん)」・・・実際に体に触れ、脈を診る(脈診)、腹部を診る(腹診)などです。この四つを「四診(ししん)」といい、患者さんの『証(しょう)』を見定め、オーダーメイドの処方をします。
診察が終わったら、お名前を呼ばれるまでしばらく待合室でお待ち下さい。カルテは専門の薬剤師へまわり、いよいよお薬の調合です。煎じ薬か粉薬かは、病気の種類、症状の程度、治療過程により決めていきますが、患者さんの希望もお伺いしています。通常は1週間分のお薬が処方されます。受付でお薬の服用の仕方などの説明を受け、次回の予約をして終了です。次回の診察でお薬が必要ない場合は、医療費は頂いておりませんので、必ずチェックにお越し下さい。
*保険についてのご説明は、受付でもしておりますが、ホームページでもご覧頂けます。
次回は、「お薬の煎じ方」についてです。