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KL-6値が表わす意味とレントゲン画像の関係について

*KL-6値については435~500以下が正常値とお考え下さい。
定期的にご報告して頂いているKL-6値は、進行のスピードの速さを表しています。
4000台以上・・・猛スピードで進行している。急性増悪傾向。
入院してパルス療法が必要な状態。
2000~3000台・・・高速並に進行している。
1000台・・・普通の速度で進行している。
500~1000・・僅かながら進行している。
500以下・・・進行は止まっている。
この病気は進行性で現代の医学では、一旦、線維化してしまった部分は元の正常な肺には戻せません。よってすでに線維化している(健康な肺が小さくなっている)ことによる咳や息苦しさが著しく改善されることは難しいのです。
漢方治療の目的は、進行(炎症)のスピードを弱め(KL-6値を下げていく)、さらに正常値500以下にもっていく(進行を止める)ことです。
前回よりも数値が下がっても(進行の速度が弱まっても)500以上の場合は炎症がずっと続いている、 すなわち進行がまだ止まっていませんのでCTレントゲン画像には線維化が増えるということになります。
また進行が止まっても、CTレントゲン画像にはすでに線維化した部分が白く写ります。
進行が止まれば(また落ち着いている)、線維化した映像は前回と変わらないか改善されるということになります。
線維化の%や部位などにもよりますが、それによる咳や息苦しさは残ります。
線維化の%が大きいほど、使っている健康な肺が小さいので息苦しくなります。
検査数値の改善は非常に治療の励みになりますが、KL-6値は、検査時に風邪を引いていたり、体力が落ちていたりなどにも多少左右されることも含めて考えなければなりません。
上記KL―6値とレントゲン画像にのみ簡単に述べましたが、実際の治療は、各患者さんの病歴・併発している疾病・体力・生活スタイルやストレス・年齢などが複雑に絡み合ってきます。症状報告書のご提出に限らず、時々お電話でお声を聞かせてください。